(テンピにかけて) 中原中也 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定    (数字は、JIS X 0213の面区点番号またはUnicode、底本のページと行数) (例)Ⅱ ------------------------------------------------------- テンピにかけて 焼いたろか あんなヘナチヨコ詩人の詩 百科辞典を引き廻し 鳥の名や花の名や みたこともないそれなんか ひつぱり出して書いたつて ――だがそれ程想像力があればね―― やい! いつたい何が表現出来ました? 自棄のない詩は 神の詩か 凡人の詩か そのどつちかと僕が決めたげます 底本:「新編中原中也全集 第二巻 詩Ⅱ」角川書店    2001(平成13)年4月30日初版発行 ※底本のテキストは、著者自筆稿によります。 ※()付きの表題は、作品の冒頭をとって、底本編集時に与えられたものです。 ※()内の編者によるルビは省略しました。 入力:村松洋一 校正:hitsuji 2019年7月30日作成 青空文庫作成ファイル: このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(https://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。