風見 北原白秋 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)軋《きし》む ------------------------------------------------------- ほのぼのと軋《きし》むは 屋根の風見《かざみ》か、矢ぐるま、 まんじりともせぬわがこころ、 わかれた夜から、夜もすがら、 まだ、あかつきの空かけて、 きりやきり、きりやほろろ。 底本:「白秋全集 3」岩波書店    1985(昭和60)年5月7日発行 底本の親本:「白秋全集 第二巻 詩集第二」アルス    1929(昭和4)年12月10日 ※本作品は底本の親本の「雪と花火」の「銀座の雨」に収められています。 入力:岡村和彦 校正:フクポー 2017年1月12日作成 青空文庫作成ファイル: このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。