ランボオへ 富永太郎 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)掟《おきて》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定    (数字は、JIS X 0213の面区点番号またはUnicode、底本のページと行数) (例)Ⅰ ------------------------------------------------------- [#中見出し]Ⅰ[#中見出し終わり] キオスクにランボオ 手にはマニラ 空は美しい えゝ 血はみなパンだ [#中見出し]Ⅱ[#中見出し終わり] 詩人が御不在になると 千家族が一家で軋めく またおいでになると 掟《おきて》に適つたことしかしない [#中見出し]Ⅲ[#中見出し終わり] 神様があいつを光らして、横にして下さるやうに! それからあれが青や薔薇色の パラソルを見ないやうに! 波の中は殉教者でうようよですよ 底本:「富永太郎詩集」現代詩文庫、思潮社    1975(昭和50)年7月10日初版第1刷    1984(昭和59)年10月1日第6刷 底本の親本:「定本富永太郎詩集」中央公論社    1971(昭和46)年1月 入力:村松洋一 校正:川山隆 2014年3月16日作成 青空文庫作成ファイル: このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。