深山の秋 小川未明 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)秋《あき》 |:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号 (例)一|時《じ》 -------------------------------------------------------  秋《あき》も末《すえ》のことでありました。年老《としと》ったさるが岩《いわ》の上《うえ》にうずくまって、ぼんやりと空《そら》をながめていました。なにかしらん心《こころ》に悲《かな》しいものを感《かん》じたからでありましょう。夏《なつ》のころは、あのようにいきいきとしていた木《き》の葉《は》が、もうみんな枯《か》れかかっていて、やがては、自分《じぶん》たちの身《み》の上《うえ》にもやってくるであろう、永《なが》い眠《ねむ》りを考《かんが》えたのかもしれない。たとえ、はっきりと頭《あたま》に考《かんが》えなくとも、一|時《じ》にせよ、その予感《よかん》に囚《とら》えられたのかもしれない。いつになく、遠《とお》い静《しず》かな気持《きも》ちで、彼《かれ》は、雲《くも》のゆくのをじっと見守《みまも》っていました。  夕日《ゆうひ》は、重《かさ》なり合《あ》った、高《たか》い山《やま》のかなたに沈《しず》んだのであります。さんらんとして、百|花《か》の咲《さ》き乱《みだ》れている、そして、いつも平和《へいわ》な楽土《らくど》が、そこにはあるもののごとく思《おも》われました。いましも、サフランの花《はな》びらのように、また石竹《せきちく》の花《はな》のように、美《うつく》しく散《ち》った雲《くも》を見《み》ながら、哀《あわ》れな老《お》いざるは、しかし、自分《じぶん》の小《ちい》さな頭《あたま》の働《はたら》きより以上《いじょう》のことは考《かんが》えることができませんでした。 「あの先《さき》にいくのは、山《やま》にすんでいるおおかみくんに似《に》ているな。そういえば、つぎにいくのは、あの大《おお》きいくまくんか、その後《あと》から、旗《はた》を持《も》っていくのは、いつか森《もり》であったきつねくんによく似《に》ている。」  そう思《おも》って、雲《くも》の姿《すがた》をながめていると、自分《じぶん》の知《し》るかぎりの山《やま》にすむ獣物《けもの》も、小鳥《ことり》も、みんな空《そら》の雲《くも》の一つ一つに見《み》ることができるのでありました。それらは、楽《たの》しく、仲《なか》よくして、神《かみ》さまの前《まえ》に遊《あそ》んでいました。  彼《かれ》は、この不思議《ふしぎ》な有《あ》り様《さま》を、岩《いわ》の上《うえ》でじっと見上《みあ》げていました。 「ああわかった。私《わたし》も年《とし》を老《と》ったから、せめて達者《たっしゃ》のうちに、一|度《ど》、みんなとこうして遊《あそ》んでみよと、神《かみ》さまがおっしゃるにちがいない。」  こう思《おも》いつくと、老《お》いざるは、悲《かな》しそうに一声《ひとこえ》高《たか》く、友《とも》だちを呼《よ》び集《あつ》めるべく、空《そら》に向《む》かって叫《さけ》んだのです。  いつしか、空《そら》の雲《くも》は、どこへか姿《すがた》を消《け》してしまいました。もし、気《き》がつかなかったら、永遠《えいえん》に知《し》られずにしまったような、それは、はかない天《てん》の暗示《あんじ》でありました。  老《お》いざるの叫《さけ》び声《ごえ》をききつけて、すぐにやってきたのは、近《ちか》くのくるみの木《き》に上《のぼ》っていたりすであります。 「どうしたのですか、さるさん、なにか変《か》わったことでも起《お》こったのですか?」と、ききました。  この年老《としと》ったさるは、この近傍《きんぼう》の山《やま》や、森《もり》にすむ、獣物《けもの》や、鳥《とり》たちから尊敬《そんけい》されていました。それは、この山《やま》の生活《せいかつ》に対《たい》して、多《おお》くの経験《けいけん》を持《も》っていたためです。  老《お》いざるは、まず、りすに向《む》かって、いましがた見《み》た雲《くも》の教訓《きょうくん》を物語《ものがた》りました。 「それは、すてきだった。みんな集《あつ》まって、雪《ゆき》の降《ふ》らないうちに仲《なか》よく遊《あそ》んだらいいと神《かみ》さまはおっしゃるのだ。」と、老《お》いざるは、諭《さと》すようにいいました。 「ほんとうに、いいことですが、平常《ふだん》私《わたし》たちをばかにしているくまや、おおかみさんが、なんといいますかしらん。」と、りすは、小《ちい》さな頭《あたま》を傾《かたむ》けました。 「私《わたし》が、いまここで見《み》た、雲《くも》の話《はなし》をすれば、いやとはいわないだろう。」と、老《お》いざるが、答《こた》えました。 「じゃ、さるさん、早《はや》く、懇親会《こんしんかい》を開《ひら》いてください。私《わたし》が、小《ちい》さいのでばかにされなければ、こんなうれしいことはありません。」と、りすは、喜《よろこ》んで飛《と》び上《あ》がりました。  そこへ、のっそりときつねがやってきました。 「さるさん、なにか変《か》わったことがあったのですか。あなたの呼《よ》び声《ごえ》をきいて、びっくりしてやってきました。」と、ずるそうな顔《かお》つきをしたきつねがいいました。しかし、このときだけは、きつねもまじめだったのです。  老《お》いざるは、いま見《み》た雲《くも》の話《はなし》をしました。 「きつねさん、あなたは、旗《はた》を持《も》って、その行列《ぎょうれつ》の中《なか》に入《はい》っていましたよ。私《わたし》たちがやるときにも、どうかあのようにしてください。」  これをきくと、きつねは、そり身《み》になって、 「あ、私《わたし》も、ここにいて、その雲《くも》を見《み》るのだった。いままで、竹《たけ》やぶの中《なか》で、眠《ねむ》ってしまいました。あなたの声《こえ》をききつけて、びっくりして目《め》をさましたのです。」といいました。  老《お》いざるは、ふたりに、使《つか》いを頼《たの》みました。きつねは、洞穴《ほらあな》にいるくまのところへ、そして、りすは、谷川《たにがわ》のところで獲物《えもの》を待《ま》っているであろうおおかみのところへいくことにしました。  りすは、いきがけに、老《お》いざるを振《ふ》り向《む》きながら、 「ぶどうは、すこし過《す》ぎたが、まだいいのがあります。かきもなっているところを知《し》っていますし、くりや、どんぐりや、山《やま》なしの実《み》など、まだ探《さが》せばありますから、かならずいい宴会《えんかい》ができますぜ。なんといっても、これから、長《なが》い冬《ふゆ》に入《はい》るのだから、うんと一|日《にち》みんなで仲《なか》よく遊《あそ》びましょうよ。だいいち、この山《やま》にすむものの好《この》みですから、おそらく不賛成《ふさんせい》のものはありますまい。」といいました。  同《おな》じく、異《ちが》った道《みち》の方《ほう》へいきかけたきつねは、 「そうとも、たとえ人間《にんげん》ほどに道理《どうり》がわからなくとも、俺《おれ》たちにだって義理《ぎり》はあるからな。」といいました。 「人間《にんげん》の義理《ぎり》なんて、あてになるもんじゃないよ。」と、りすが、小《ちい》さな頭《あたま》を振《ふ》りました。 「そんなことはない。」と、きつねは、人間《にんげん》の弁護《べんご》をしました。 「じゃ、律義《りちぎ》もののくまや、勇敢《ゆうかん》なおおかみが、人間《にんげん》を助《たす》けたことはあるが、人間《にんげん》は、どうだ、くまや、おおかみを見《み》つけたが最後《さいご》殺《ころ》してしまうだろう。」と、やっきになって、りすがいい張《は》りました。  すると、老《お》いざるは、笑《わら》いながら、 「こんどは、人間《にんげん》ともお友《とも》だちになろうさ。」といいました。 「そういうさるさんだって、人間《にんげん》からは、さる智恵《ぢえ》といって、けっして、よくはいわれていませんぜ。」と、りすがいうと、さすがのさるもきまりの悪《わる》そうな顔《かお》つきをしました。 「そんな話《はなし》はどうだっていい。まあ、早《はや》くいってこよう。」と、きつねがいったので、りすは、一飛《ひとと》びに谷《たに》の方《ほう》へ駆《か》けていきました。  峠《とうげ》の上《うえ》には、一|軒《けん》の茶屋《ちゃや》がありました。夏《なつ》から秋《あき》にかけて、この嶮《けわ》しい山道《やまみち》を歩《ある》いて、山《やま》を越《こ》して、他国《たこく》へゆく旅人《たびびと》があったからですが、もう秋《あき》もふけたので、この数日間《すうじつかん》というものまったく人《ひと》の影《かげ》を見《み》なかったのであります。  茶屋《ちゃや》の主人《しゅじん》は、家族《かぞく》のものをみんな山《やま》から下《お》ろしてしまって、自分《じぶん》だけが残《のこ》り、あとかたづけをしてから山《やま》をおりようとしていました。雪《ゆき》が見《み》えて、また来年《らいねん》ともなって、木々《きぎ》のこずえに新《あたら》しい緑《みどり》が萌《きざ》し、小鳥《ことり》のさえずるころにならなければ、ここへ上《あ》がってくる用事《ようじ》もなかったのでした。彼《かれ》は、費《つか》い残《のこ》りのしょうゆや、みそや、酒《さけ》や、お菓子《かし》などの始末《しまつ》もつけなければならぬと思《おも》っていました。 「また、きょうも人《ひと》の顔《かお》を見《み》なかったな。」  そのとき、障子《しょうじ》の破《やぶ》れ目《め》から吹《ふ》き込《こ》んだ風《かぜ》は、急《きゅう》に寒《さむ》くなって身《み》に浸《し》み入《い》るのを覚《おぼ》えたのでした。 「どこか、近《ちか》くの山《やま》へ雪《ゆき》がやってきたな。」と、主人《しゅじん》は、思《おも》いました。そして、明日《あす》の朝《あさ》にでも、外《そと》へ出《で》て、あちらの山《やま》を見《み》たら、白《しろ》くなっているであろうと、その山《やま》の姿《すがた》を目《め》に想像《そうぞう》したのでした。音《おと》ひとつしない、寂然《せきぜん》としたへやのうちにすわっていると、ブ、ブーッという障子《しょうじ》の破《やぶ》れを鳴《な》らす風《かぜ》の音《おと》だけが、きこえていました。 「去年《きょねん》も、この月半《つきなか》ばに山《やま》を下《お》りたのだが、今年《ことし》は、いつもより冬《ふゆ》が早《はや》いらしい。」と、主人《しゅじん》は、立《た》って、窓《まど》の障子《しょうじ》を開《あ》けて、裏山《うらやま》の方《ほう》をながめました。  夕日《ゆうひ》は、もう沈《しず》んでしまって、怖《おそ》ろしい灰色《はいいろ》の雲《くも》が、嶺《みね》の頂《いただき》からのぞいていました。このとき、キイー、キイーとさるのなき声《ごえ》がしたので、彼《かれ》は、雪《ゆき》が降《ふ》って、山奥《やまおく》からさるが出《で》てきたのを知《し》りました。そして、まだ鉄砲《てっぽう》の手入《てい》れをしておかなかったのを、迂濶《うかつ》であったと気《き》づいたのです。その翌日《よくじつ》、昼《ひる》すぎごろのこと、入《い》り口《ぐち》へなにかきたけはいがしたので、見《み》ると怪物《かいぶつ》が顔《かお》を突《つ》き出《だ》していました。主人《しゅじん》は、びっくりして、声《こえ》も立《た》てられずにしりもちをつきました。なぜなら、意外《いがい》にも大《おお》きなくまだったからです。  彼《かれ》は、もう命《いのち》がないものと思《おも》い、体《からだ》じゅうの血《ち》が凍《こお》ってしまいました。 「どうぞ、お助《たす》けください。」と、心《こころ》の中《なか》で、ひたすら神《かみ》を念《ねん》じたのでした。  けれど、くまは、すぐに飛《と》びかかってはこなかった。かえって、なにか訴《うった》えるような目《め》つきをして、手《て》にはかきの木《き》とまたたびのつるを握《にぎ》っていました。そして、いよいよくまが、彼《かれ》に危害《きがい》を加《くわ》えるためにやってきたのではないことがわかると、 「命《いのち》さえ助《たす》けてくれたら、なんでもきいてやるが。」と、おそるおそる顔《かお》を上《あ》げて、彼《かれ》は、くまのすることを見《み》たのでありました。くまは、さも同意《どうい》を求《もと》めるように、ただちに、酒《さか》だるの前《まえ》にきて、じっとそれに見入《みい》っていたのです。 「ははあ、酒《さけ》がほしくて、やってきたのか。」と、主人《しゅじん》は悟《さと》りました。 「もし、俺《おれ》が、酒《さけ》をやらなければ、くまは、きっと怒《おこ》って、俺《おれ》をかみ殺《ころ》すにちがいない。どのみち敵《てき》だ! いっそたくさん酒《さけ》を飲《の》ませて、酔《よ》いつぶしてから、やっつけてしまおうか?」  主人《しゅじん》の頭《あたま》の中《なか》には、この瞬間《しゅんかん》、すさまじい速力《そくりょく》で、さまざまな考《かんが》えが回転《かいてん》しました。 「ばかな、この大《おお》きなくまに思《おも》う存分《ぞんぶん》、酒《さけ》を飲《の》ませるなんて、そんな酒《さけ》がどこにあるか。神《かみ》さまは、この瀬戸際《せとぎわ》で、俺《おれ》が、どれほどの智恵者《ちえしゃ》であるか、おためしなされたのだ。まず、この高《たか》い酒《さけ》をやらぬ工夫《くふう》をしなければならぬ。」  彼《かれ》は、もうすっかり打算的《ださんてき》になっていました。たなの上《うえ》から徳利《とくり》を下《お》ろして、奥《おく》へ持《も》ってはいると、やがてもどってきてたるの酒《さけ》をうつすようすをして、徳利《とくり》を振《ふ》ってみせました。酒《さけ》が、チョロ、チョロと音《おと》をたてて鳴《な》りました。くまは、信《しん》ずるもののように、おとなしくしていましたが、やがて持《も》ってきた、かきとまたたびをそこへ捨《す》てると、徳利《とくり》を抱《かか》えるようにして、まるまる肥《ふと》ったからだで、前《まえ》の山道《やまみち》を後《あと》をも見《み》ずに、駆《か》けて去《さ》りました。  長年《ながねん》山《やま》に住《す》んでいて、獣物《けもの》にも情《なさ》けがあり、また礼儀《れいぎ》のあることを聞《き》いていた主人《しゅじん》は、くまが、酒《さけ》を買《か》いにきたのだということだけはわかったのです。 「なにか、山《やま》の中《なか》で、獣物《けもの》たちの催《もよお》しでもあるのかもしれない。」と、思《おも》いました。  それよりか、自分《じぶん》が、損《そん》をせずに、うまく危険《きけん》から脱《のが》れたことを喜《よろこ》んだのでありました。 「長《なが》く山《やま》にいると、ろくなことはない。早《はや》く村《むら》に下《お》りよう。」と、主人《しゅじん》は、考《かんが》えました。  この日《ひ》、山《やま》の獣物《けもの》たちは、老《お》いざるの指揮《しき》に従《したが》って、行列《ぎょうれつ》を整《ととの》えて、嶺《みね》から嶺《みね》へと練《ね》って歩《ある》きました。先頭《せんとう》には、かわいらしいうさぎが、つぎにおおかみが、そして、徳利《とくり》を持《も》ったくまが、きつねが、りすが、という順序《じゅんじょ》に、ちょうど、さるが、岩《いわ》の上《うえ》で見《み》た、天上《てんじょう》の行列《ぎょうれつ》そのままであったのです。ことに人間《にんげん》が、足跡《あしあと》を絶《た》ってから、まったく清浄《せいじょう》となった山中《さんちゅう》で、彼《かれ》らは、あわただしく暮《く》れていく、美《うつく》しい秋《あき》を心《こころ》から惜《お》しむごとく、一|日《にち》を楽《たの》しく遊《あそ》んだのでありました。やがて、彼《かれ》らの列《れつ》がある高《たか》い広場《ひろば》に達《たっ》したときに、かつて天上《てんじょう》の神々《かみがみ》たちよりほかには知《し》られていなかった芸当《げいとう》をして、打《う》ち興《きょう》じたことでありましょう。  そのころ、峠《とうげ》の茶屋《ちゃや》の主人《しゅじん》は、そそくさと山《やま》を降《お》りる仕度《したく》をしていました。酒《さか》だるの上《うえ》には、くまが置《お》いていった、かきや、またたびまで載《の》せてありました。村《むら》へ帰《かえ》ってからの、自慢話《じまんばなし》にするのでしょう。そして、もう来年《らいねん》の夏《なつ》、客《きゃく》があるまでは、この小舎《こや》にも用《よう》がないといわぬばかりに、閉《し》めきった戸《と》の一つ一つに、ガン、ガンとくぎを打《う》ちつけていました。彼《かれ》は、金鎚《かなづち》をふり上《あ》げながら、 「酢《す》に水《みず》を割《わ》って入《い》れてやったが、獣物《けもの》たちは、酒《さけ》の味《あじ》がわかるまいから、たぶん人間《にんげん》は、こんなものを飲《の》んでいると思《おも》うことであろう。それとも酒《さけ》でないと悟《さと》るだろうか?」  山《やま》は静《しず》かであり、木々《きぎ》の紅葉《こうよう》はこのうえもなく美《うつく》しかったが、独《ひと》り彼《かれ》はなにか心《こころ》におちつかないものを感《かん》じたのでした。峠《とうげ》を降《お》りかけると、ざわざわといって、そばの竹《たけ》やぶが鳴《な》ったので、くまが、復讐《ふくしゅう》にやってきたかと足《あし》がすくんでしまった。しかし、それは、西風《にしかぜ》であって、高《たか》い嶺《みね》を滑《すべ》った夕日《ゆうひ》は、雪《ゆき》をはらんで黒雲《くろくも》のうず巻《ま》く中《なか》に落《お》ちかかっていたのです。 底本:「定本小川未明童話全集 11」講談社    1977(昭和52)年9月10日    1983(昭和58)年1月19日第5刷 底本の親本:「小学文学童話」竹村書房    1937(昭和12)年5月 初出:「真理」    1935(昭和10)年12月 ※表題は底本では、「深山《しんざん》の秋《あき》」となっています。 入力:特定非営利活動法人はるかぜ 校正:酒井裕二 2016年9月9日作成 青空文庫作成ファイル: このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。