時計とよっちゃん 小川未明 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)男《おとこ》 |:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号 (例)一|度《ど》 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定 (例)[#7字下げ] ------------------------------------------------------- [#7字下げ]一[#「一」は中見出し]  よっちゃんは、四つになったばかりですが、りこうな、かわいらしい男《おとこ》の子《こ》でした。  よっちゃんは、毎日《まいにち》、昼眠《ひるね》をしました。そして、たくさんねむって、ぱっちりと目《め》をあけましたときは、それは、いい機嫌《きげん》でありました。 「チョット、チョット。」といって、よっちゃんの頭《あたま》の上《うえ》から、このとき呼《よ》ぶものがあります。よっちゃんは、ぱっちりした目《め》を上《うえ》に向《む》けますと、茶《ちゃ》だんすの上《うえ》にのせてあった、目《め》ざまし時計《どけい》が、いつもの円《まる》い顔《かお》をして、にこにこ笑《わら》っているのでありました。  よっちゃんは、いつもおなじところに、じっとしている時計《とけい》をば不思議《ふしぎ》そうにながめていました。たまには、歩《ある》いて、ほかへ動《うご》きそうなものだとおもったからです。  だまって見《み》ていると、時計《とけい》が、 「チョット、チョット。」と、おなじいことをいっています。  よっちゃんも、時計《とけい》を見上《みあ》げて、にっこり笑《わら》いました。 「うま、うま……。」といって、かわいらしい手《て》をあげて、時計《とけい》の方《ほう》へさし出《だ》しました。けれど、時計《とけい》は、お菓子《かし》をくれませんでした。やはり、笑《わら》っているばかりでした。よっちゃんは、じつに、さびしくなって、泣《な》き出《だ》しました。すると、お母《かあ》さんが、あちらから、あわてて駈《か》けてきました。 「よっちゃん、お目《め》が、さめたのかい。」 [#7字下げ]二[#「二」は中見出し] 「よっちゃん、そうお菓子《かし》ばかり食《た》べるとぽんぽんが痛《いた》くなりますよ。」と、お母《かあ》さんはいわれました。お菓子《かし》を食《た》べてしまうと、よっちゃんは、すぐに、また、その後《あと》から、「お菓子《かし》……お菓子《かし》。」とねだって、お母《かあ》さんが、なんといっても、ききわけがなかったのです。茶《ちゃ》だんすの上《うえ》には、いつもの目《め》ざまし時計《どけい》が、円《まる》い顔《かお》をしてこの有《あ》り様《さま》を見《み》ていました。このとき、お母《かあ》さんは、茶《ちゃ》だんすの上《うえ》にあった、目《め》ざまし時計《どけい》を指《さ》しながら、「あの長《なが》い針《はり》が、ぐるりとまわったらお菓子《かし》をあげましょうね。」といわれました。よっちゃんは茶《ちゃ》だんすの上《うえ》の円《まる》い時計《とけい》を見《み》ています。しかし、長《なが》い針《はり》が、なかなか早《はや》くは、まわりませんでした。「ねえ、お菓子《かし》……おかあちゃん! お菓子《かし》くれないの。」と、よっちゃんはいいました。 「この長《なが》い針《はり》が、ここまできたら、あげますよ。それでなければ、だめ。」と、お母《かあ》さんは答《こた》えました。よっちゃんは、指《ゆび》をくわえながら、うらめしそうな顔《かお》つきをして、時計《とけい》をながめていました。 [#7字下げ]三[#「三」は中見出し] 「チョット、チョット。」と、時計《とけい》は、よっちゃんが、昼眠《ひるね》をして目《め》をさますと、頭《あたま》の上《うえ》でいつものごとく呼《よ》びかけました。よっちゃんは、そのたびに、びっくりして、ぱっちりとした目《め》で、一|度《ど》は、きっと時計《とけい》の円《まる》い顔《かお》をながめましたが、黒《くろ》い、長《なが》い針《はり》を見《み》ると、お菓子《かし》のほしいときにも、意地悪《いじわる》をして、なかなか早《はや》くは動《うご》いてくれないことを思《おも》って、もうその顔《かお》を見《み》たくもなかったのでした。しかし、よっちゃんの力《ちから》では、その長《なが》い針《はり》をどうすることもできなかったのです。なぜなら、時計《とけい》の円《まる》い白《しろ》い顔《かお》の上《うえ》には、厚《あつ》い、ぴかぴかと光《ひか》るガラスが張《は》られていたからです。あるとき、よっちゃんは、お母《かあ》さんが針仕事《はりしごと》をしていなさるそばであそんでいました。お母《かあ》さんは、よっちゃんの美《うつく》しい着物《きもの》を縫《ぬ》っていられました。このとき、よっちゃんは、お母《かあ》さんの物差《ものさ》しを持《も》って、茶《ちゃ》だんすの前《まえ》にゆきました。そして、物差《ものさ》しで、こつ、こつと時計《とけい》の顔《かお》をたたきました。 「あ、よっちゃん、そんなことをしては、いけません。」と、お母《かあ》さんはいわれました。しかし、よっちゃんは、すぐには、やめませんでした。なぜなら、時計《とけい》の円《まる》い、白《しろ》い顔《かお》がしゃくにさわったからです。つづけて、こつ、こつたたきました。「これ、よっちゃん、およしなさい。」と、お母《かあ》さんはしかって、物差《ものさ》しを取《と》りあげてしまいました。 [#7字下げ]四[#「四」は中見出し]  おとなりのみいちゃんがあそびにきて、よっちゃんは、二人《ふたり》で、座敷《ざしき》で、青《あお》いはとぽっぽや、赤《あか》い汽車《きしゃ》のおもちゃなどを出《だ》して、仲《なか》よくあそんでいました。よっちゃんは、汽車《きしゃ》のことを、チイタッタといっていました。チイタッタといって、汽車《きしゃ》が線路《せんろ》の上《うえ》を走《はし》ってゆくからです。ちょうどこのときでした。ぐらぐらと家《いえ》が揺《ゆ》れはじめました。よっちゃんもみいちゃんも、なんだろうと思《おも》って、びっくりしました。そのうちに、ガラス戸《ど》が、ガタ、ガタ、鳴《な》り、障子《しょうじ》がはずれかかりました。「大《おお》きな地震《じしん》だ!」といって、あちらからおかあさんが駈《か》けてきて、片手《かたて》によっちゃん、片手《かたて》にみいちゃんをだいて逃《に》げ出《だ》しました。すると、たなの上《うえ》にあったものが、ガラガラと鳴《な》って、落《お》ちてきました。お勝手《かって》の方《ほう》ではもののこわれる音《おと》やころがる音《おと》などがして、大騒《おおさわ》ぎでありました。外《そと》へ出《で》ると、あっちの屋根《やね》からも、こちらの屋根《やね》からも、かわらが落《お》ちてきました。しかし、みんなは、安全《あんぜん》に、広場《ひろば》へ逃《に》げてまいりました。そこへは、みいちゃんのお姉《ねえ》さんも、お母《かあ》さんもきあわせました。よっちゃんは、おそろしかったこともわすれて、あたりがにぎやかなので、よろこんでいました。 [#7字下げ]五[#「五」は中見出し]  だんだん地震《じしん》も静《しず》まった時分《じぶん》、みんなはめいめいの家《うち》へはいりました。よっちゃんも家《うち》へはいって内《うち》の有《あ》り様《さま》を見《み》てびっくりしました。壁《かべ》が落《お》ちたり、茶《ちゃ》だんすの上《うえ》にあったものが落《お》ちてこわれたり、ころがったりしていたからです。  円《まる》い、白《しろ》い顔《かお》の時計《とけい》も、たたみの上《うえ》へ、ひっくりかえっていて、ガラスが微塵《みじん》に破《やぶ》れていました。「まあ、まあ……。」といって、お母《かあ》さんは時計《とけい》を取《と》り上《あ》げて、茶《ちゃ》だんすの上《うえ》へのせられました。よっちゃんは、ガラスのなくなった時計《とけい》を、だまってめずらしそうにながめていました。しかし黒《くろ》い、長《なが》い針《はり》は、もとのように、ついていました。その日《ひ》から時計《とけい》の針《はり》は前《まえ》のごとく、動《うご》きはじめました。よっちゃんは、当座《とうざ》は、いままでのように、おちついて、昼寝《ひるね》も、お母《かあ》さんに抱《だ》かれながらするようになりました。そして、目《め》がさめると、「チョット、チョット。」と、頭《あたま》の上《うえ》で、時計《とけい》が呼《よ》んだのであります。時計《とけい》の白《しろ》い円《まる》い顔《かお》の上《うえ》には、ガラスがなくなって以来《いらい》、まだ、新《あたら》しいガラスが、はまっていませんでした。よっちゃんは、なにを思《おも》ったか、お母《かあ》さんの針箱《はりばこ》をふみ台《だい》にして、それへ上《あ》がって、時計《とけい》の白《しろ》い顔《かお》を不思議《ふしぎ》そうにながめていたのです。 [#7字下げ]六[#「六」は中見出し]  よっちゃんは、また、お菓子《かし》をお母《かあ》さんにねだりました。「ええ、あげますよ。いまたべたばかりだから、あの時計《とけい》の長《なが》い針《はり》が、ぐるりとまわって、まっすぐになったらあげますよ。」と、お母《かあ》さんはいわれました。お母《かあ》さんは、あっちにいって、茶《ちゃ》わんを洗《あら》ったり、おもてを掃《は》いたりしていられました。よっちゃんは、茶《ちゃ》だんすの前《まえ》に立《た》って、時計《とけい》を見上《みあ》げていましたが、そのうちに、お母《かあ》さんの針箱《はりばこ》をひきずってまいりました。そしてその上《うえ》に乗《の》って、かわいらしい指《ゆび》で時計《とけい》の長《なが》い針《はり》を動《うご》かしたのでした。「チョット、チョット。」と、時計《とけい》はいつもおなじことをいっていましたが、よっちゃんが、なにをしてもおこりはいたしませんでした。よっちゃんは、指《ゆび》に力《ちから》をいれて、うなりながら、長《なが》い針《はり》をぐるりとまわして、そして、まっすぐにいたしました。よっちゃんは、針箱《はりばこ》からおりると、いそいでお母《かあ》さんのいなさるところへ走《はし》ってきました。「お菓子《かし》……ねえ、お母《かあ》ちゃん、お菓子《かし》くれない。」といいました。「まだ、長《なが》い針《はり》は、まわりませんよ。」と、お母《かあ》さんはいわれました。「まわった、お母《かあ》ちゃん、針《はり》はまわったよ。」と、よっちゃんは、しきりにいいました。 [#7字下げ]七[#「七」は中見出し] 「どれ、どこまで、長《なが》い針《はり》がいったか、見《み》ましょうね。」と、お母《かあ》さんは、よっちゃんが、しきりにいうので、家《うち》へ上《あ》がって、茶《ちゃ》だんすのところへやってきました。そして、時計《とけい》を見《み》てびっくりしました。 「まあ、おまえは、もうはや、こんなわるい、いたずらをするの?」と、お母《かあ》さんはいって、よっちゃんを、抱《だ》き上《あ》げてしかりながらほおずりをしました。「もう何時《なんじ》だか、時間《じかん》がわからなくなって、困《こま》るじゃないの。」と、お母《かあ》さんはいって、外《そと》へ出《で》て、近所《きんじょ》の家《いえ》で、時間《じかん》を聞《き》いてきました。そして、時計《とけい》の針《はり》を直《なお》しました。「ねえ、お母《かあ》ちゃん、お菓子《かし》くれないの。」と、よっちゃんはねだりました。「こんな、悪《わる》いいたずらをする子《こ》は、お母《かあ》ちゃんは、いや。」と、お母《かあ》さんはいわれました。すると、よっちゃんは、悲《かな》しくなって、泣《な》き出《だ》しました。「もう、これから、こんな、おいたをしなければあげますが、もうしない?」と、お母《かあ》さんは聞《き》きますと、よっちゃんは、かわいらしい手《て》で、目《め》のあたりをこすりながら、うなずきました。よっちゃんは、お菓子《かし》をもらって、外《そと》へ小《ちい》さなげたをはいて、あそびに出《で》ました。そして、いま、お母《かあ》さんにしかられたことを、もう忘《わす》れていました。 [#7字下げ]八[#「八」は中見出し]  晩方《ばんがた》、お父《とう》さんが、役所《やくしょ》から帰《かえ》ってこられると、お母《かあ》さんは、よっちゃんが、針箱《はりばこ》をふみ台《だい》にして、時計《とけい》の長《なが》い針《はり》をまわした話《はなし》をいたしました。お父《とう》さんは、よっちゃんが、りこうだといって、笑《わら》われました。そして、あの時計《とけい》も、はやくガラスをはめなければならんと、いわれました。しかし、時計屋《とけいや》へ直《なお》しにやると、あとでほかに時計《とけい》がないので不自由《ふじゆう》なものですから、一|日《にち》、一|日《にち》延《の》びてしまうのでありました。お母《かあ》さんは、どこか、もっと高《たか》いところへ時計《とけい》を置《お》いたら、よっちゃんが、いたずらをしないと思《おも》いましたから、翌日《よくじつ》は、たんすの上《うえ》へ置《お》きました。  もう、よっちゃんは、針箱《はりばこ》をふみだいにしても手《て》がとどきませんでした。また、着物《きもの》をいれるたんすは、脊《せ》が高《たか》いから、その前《まえ》に立《た》ってもよっちゃんは、円《まる》い白《しろ》い時計《とけい》の顔《かお》を見《み》ることさえできませんでした。よっちゃんは、どんなにさびしく思《おも》ったでありましょう。けれど、時計《とけい》をそんな、高《たか》いところに載《の》せておくのは、お母《かあ》さんにも、不便《ふべん》でありました。なぜならお母《かあ》さんは、すわっていて、時間《じかん》を見《み》ることができなかったからであります。いつのまにか、お母《かあ》さんは、また、時計《とけい》を茶《ちゃ》だんすの上《うえ》へ持《も》ってきました。よっちゃんは、また、円《まる》い白《しろ》い顔《かお》をいままでのように見《み》ることができるようになりました。 [#7字下げ]九[#「九」は中見出し]  ある日《ひ》のこと、よっちゃんは、お母《かあ》さんといっしょに、近所《きんじょ》の、よっちゃんをかわいがってくださるおばさんのお家《うち》へゆきました。よっちゃんは、お母《かあ》さんにだかれているうちに、眠《ねむ》けがさしてきて、いつしか眠《ねむ》ってしまいました。「そのまま、そっとここへお寝《ね》かしなさい。」と、おばさんは、よっちゃんのお母《かあ》さんに向《む》かって、いわれました。「こまった子《こ》ですこと。」と、お母《かあ》さんはいって、よっちゃんを、おばさんの敷《し》いてくださったふとんの上《うえ》へ寝《ね》かしました。よっちゃんは、いつも、いまごろ昼寝《ひるね》をしますので、いい心地《ここち》で眠《ねむ》ってしまいました。「お目《め》がさめましたら、私《わたし》が連《つ》れてゆきますから。」と、おばさんはいわれました。よっちゃんのお母《かあ》さんは、よっちゃんを残《のこ》して、家《いえ》に帰《かえ》ってしまったのであります。  よっちゃんは、たくさん眠《ねむ》ると、目《め》がひとりでにさめました。よっちゃんは、寝起《ねお》きがいいのであります。ぱっちりした目《め》をあけて、しばらくあたりを見《み》まわしていました。「チョット、チョット。」と、頭《あたま》の上《うえ》で、いつもよっちゃんを呼《よ》ぶ時計《とけい》の音《おと》がしなかったのです。よっちゃんは、どうしたことかと気《き》づいてあたりをさがしますと、まったく、ようすがちがっていて、茶《ちゃ》だんすも、まるい、白《しろ》い顔《かお》の時計《とけい》もないので、急《きゅう》に、恐《おそ》ろしくなって泣《な》き出《だ》しました。 [#7字下げ]十[#「十」は中見出し]  おばさんは、すぐ、よっちゃんのそばにやってきて、「よっちゃん、ここは、おばさんの家《うち》なんですよ。」といいきかせましたけれど、よっちゃんは、泣《な》きやみませんでした。おばさんは、しかたなく、よっちゃんを抱《だ》いて、よっちゃんのお家《うち》へつれてまいりました。そして、お母《かあ》さんの手《て》に渡《わた》しました。よっちゃんは、お母《かあ》さんの顔《かお》を見《み》ると、ますますかなしくなりました。ちょうど、このとき、茶《ちゃ》だんすの上《うえ》にあった目《め》ざまし時計《どけい》が、「チョット、チョット。」といって、よっちゃんを頭《あたま》の上《うえ》で呼《よ》びました。よっちゃんは時計《とけい》の、円《まる》い白《しろ》い顔《かお》を見《み》ると、やっと自分《じぶん》の家《うち》へ帰《かえ》ったことがわかって、安心《あんしん》しました。  その翌日《よくじつ》も、よっちゃんはいつものように昼寝《ひるね》をしました。そして、ぱっちりと目《め》が開《あ》くと、また昨日《きのう》のように、ほかの家《うち》ではないかと、頭《あたま》をあげて、あたりを見《み》まわしました。すると、茶《ちゃ》だんすの上《うえ》にはおなじみの、円《まる》い、白《しろ》い顔《かお》をした時計《とけい》が、にこにこと笑《わら》っていて、「チョット、チョット。」といって、よっちゃんを呼《よ》びかけるのでした。よっちゃんは、それを見《み》ると、安心《あんしん》して、にっこり笑《わら》いました。そして、こちらへ走《はし》ってきて、「お母《かあ》ちゃん、お菓子《かし》……。」といって、はや、ねだるのでした。お母《かあ》さんは、その声《こえ》を聞《き》くと、喜《よろこ》ばしそうな顔《かお》をして、すぐに、よっちゃんのそばへやってきました。 底本:「定本小川未明童話全集 4」講談社    1977(昭和52)年2月10日第1刷発行    1977(昭和52)年C第2刷発行 底本の親本:「未明童話集3」丸善    1928(昭和3)年7月6日発行 底本の親本:「小川未明童話全集 3」講談社    1950(昭和25)年 ※「昼寝」と「昼眠」の混在は、底本通りです。 ※表題は底本では、「時計《とけい》とよっちゃん」となっています。 入力:特定非営利活動法人はるかぜ 校正:へくしん 2020年8月28日作成 青空文庫作成ファイル: このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(https://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。