あんずの花 小川未明 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 《》:ルビ (例)私《わたし》 ------------------------------------------------------- 私《わたし》の家《うち》にきた盲目《めくら》、 帰《かえ》りにあんずの花《はな》折《お》って、 夏《なつ》がきたら、またこよう。 赤《あか》いお月《つき》さま出《で》る晩《ばん》に。 俺《おれ》はくるくる青坊主《あおぼうず》、 笠《かさ》をかぶって坊《ぼっ》ちゃんの、 お家《いえ》の窓《まど》から、のぞきましょう。 底本:「定本小川未明童話全集 3」講談社    1977(昭和52)年1月10日第1刷    1981(昭和56)年1月6日第7刷 初出:「おとぎの世界」    1919(大正8)年5月 ※表題は底本では、「あんずの花《はな》」となっています。 ※初出時の表題は「杏子の花」です。 入力:ぷろぼの青空工作員チーム入力班 校正:江村秀之 2013年11月5日作成 青空文庫作成ファイル: このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。