これでは囚人扱い 宮本百合子 ------------------------------------------------------- 【テキスト中に現れる記号について】 [#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定 (例)[#地から1字上げ]〔一九四八年四月〕 -------------------------------------------------------  逃げて行く子供達と、そしてそれをとりまく環境と両方に問題があると思います。裸にしておけば逃げないという考え方は、死なないように牢獄内の囚人に帯をさせないという事と同じ事です。このことをつきつめたら喰わせずにおいて足腰たたなくさせれば逃げられない、という事になるでしょう。あまり物事を簡単に考えすぎるやり方だと思います。 [#地から1字上げ]〔一九四八年四月〕 底本:「宮本百合子全集 第三十巻」新日本出版社    1986(昭和61)年3月20日初版発行 初出:「婦人民主新聞」    1948(昭和23)年4月8日 入力:柴田卓治 校正:土屋隆 2007年11月30日作成 青空文庫作成ファイル: このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。